意識高い大人になりたい。

お金に縛られた人生にしたくない。

そんな思いから、

「安直にサラリーマンになってよいのだろうか」

そんな考えがよぎった21歳が終わる1か月前。

こんにちは、賢く生きる凡人サラリーマン サボテンです。

この記事では、私と似た思いを持ったあなたに向けて、超リアル体験談を語りべ調に綴ります。

ぜひ、生きていくうえでのヒントになれば幸いです。

序章

決して頭がいいとは言えない私立大学の工学部4回生であったが、就活は順調であった。

ただ、理系の新卒は軒並み、初任給が低い。

おまけに、若いうちの給料上昇幅はたかが知れている。

でも、奨学金の返済は始まるし、将来に向けた貯金もしたい。

あわよくば、好きな車だって買ってみたい。

要するに、自分の将来を”お金”に縛られたくなかった。

そんなことを考えていると、

ふと自由にお金を使っている、

高校の友人のストーリーが目についた。

普段からきらきら輝いて見えるストーリーが多かったのだが、

その日は、ビジネスに対して、やけに熱い言葉を綴っていた。

その熱い言葉に胸を打たれた私は、

ストーリーに”かっこいい”と思うよとコメントした。

私は本音を伝えた過ぎなかったが、

これが、社会の洗礼を受けるきっかけになるとは、当時は思ってもみなかった。

 

1章:あやしさが漂うはじまり

私のコメントをきっかけに、友人と会うことになった。

興味本位で話を聞き終えると、”会わせたい人”がいる、とのことで会うことになった。

怪しい勧誘、あるあるの謳い文句だ。

今の私ならこれ以上話を聞くことはしないが、将来を変えたい若かりし私は、とりあえず会って話を聞くことにした。

後日、日を改めて”会わせたい人”とお話をする機会をいただいた。

取り組み内容は概ねきちんとしている印象を受けた。

最後にしてくれた話は、

もちろん、入会案内

「やはりそう来るか」

と思ったが、最終判断はかなりこちらに委ねられた。

具体的な金額は伏せておくが、バイト4か月分くらいだった。

当時は自分を変えたい思いが強く、自前のクレジットカード 36回分割払いで契約を交わした。

今思えば、金がないなら、

「そこの百貨店でクレカ作れるよ」

「おれはプロミスで借りたよ」

と話があった時点で、契約しないのが最善の一手であったとは思う。

ただ私は、楽して稼ぐとかではなく、自分の努力で稼ぐ、このスクールに魅力を感じたのだった。

そして、少ない知識ではあったが、ねずみ講やマルチ、投資詐欺ではないことだけは、事前に確認ができた。

それが、怪しい中でも契約した理由の1つであった。

2章:入会後に分かった正体

結構ちゃんとした契約書を以って、正式に生徒となった。

まず、テキストとワークブック、ノウハウが詰め込まれたUSBメモリを最初に受け取った。

入会後は、1,000円の貸会場代を支払うと、セミナーが受講できる制度であった。

入会金以外で、それ以上の課金は発生しない。

うん、たぶんやばい詐欺ではない。

契約前にどのようなスクールか聞いた時には、実際にどのようにして稼げるようになっていくのか、具体的な説明を受けた。

今だから、何のスクールだったのか、端的に表現できる。

SNSマーケティングを主とした情報商材製作から販売までを教えるスクールだ。

3章:血と汗と不安

実際、学ぶフェーズに入ると、友人がコンサルを担当してくれた。

大学生にとっては、なかなか高い金額を払っているのに、同い年からコンサルを受けるのは複雑な気持ちであったが、変にプライドを持たず真摯に取り組んだ。

では、どのように学びが進んでいくのか、というと。

①発信したい情報、ジャンルを決める

②ペルソナ(ターゲット)を明確にする

③コピーライティング、マーケティングの基礎を学ぶ

④集客する

⑤商品を作って販売

このように進めていくことがわかった。

ビジネスを行う上で、何が正解かわからない。

それは、コンサルをしている側も同じ思いのようだった。

ただ言えることは、

どれだけ、顧客の心を調査できるか。

これが全てだと、今になると理解できる。

当時の私は、社会人までのマインドセットは持ち合わせておらず、本気で取り組んではいたものの、あくまでもバイトと遊びの延長線上といった感覚は抜けきれていなかったと思う。

疑問に思ったことを自分なりに調べはするものの、浅い。

また、本業である学業の研究室もあるし、バイトだって継続していた。

掛ける時間が圧倒的に不足していたのだった。

故に、思うように結果も付いて来なかった。

寝る間も惜しんで、努力はしたものの、質が悪い。

本質を掴んでいない。

こういったことから、コンサルからは指摘が入る。

指摘を改善するだけでは、到底足りないのに、そこで満足していた。

要は、ただ宿題をこなすことしかできていなかったのだ。

しかしながら、自分はやっている。努力しているのにどうして…。

もしかしたら、詐欺か?

など、

都合の良い、現実逃避の理由ばかり並べていた。

まさに、現代の受身教育を体現した人になっていた。

そんな私でも工夫を重ね、なんとか見込み客と呼ばれる、自分の作った商品をアプローチできるお客様を集めることができ始めていた。

 

4章:ビジネスの凍結

だが、活動はここでやめた。

当時、ダイエットをテーマに情報発信をしていた。

理由は、10kgのダイエットに成功した直後だったからだ。

実体験があるのに、なぜやめたのか。

シンプルに自信のある知識がないからである。

痩せた経験談しか武器がない。

自分が作った商品も専門家が作ったものではない。

大学で専攻している分野でもない。

それでも、私の発信する情報を求めてきてくれる方はいる。

とてもじゃないが、申し訳なかった。

と同時に素人が簡単に集客できるSNSが怖いとも思った。

とある時、この悩みをスクールのセミナーで打ち明けたことがあった。

すると、目のくりくりっとした可愛い系の男性が

閲覧者は、君の情報を求めている

悩みを抱えている人を救えない方がかわいそうだ

と、ちょっと可愛くない宗教的な考え方を教えてくれた。

マーケティング的に間違ってはいないが、かなりグレーゾーンだなと思った。

集客した方々には悪いが、私はここで離脱を選んだ。

自分の情報に誇りを持てなかったから。

5章:得たもの、失ったもの

結果的に、私はビジネススクールに入会して良かったと思っている。

多くの学びがあった。

・ビジネスパーソンとしてのマインドセット

・タイムマネジメント

・コピーライティング

・SNSの情報発信術

・マーケティング戦略

この5つは基礎的な部分を学ぶことができた。

世のビジネスがどのように動いているのか、なんとなく見えるようになった。

実は、他にも有益な副産物を手に入れた。

詐欺に引っかからない方法だ。

どのアカウントが詐欺なのか、なんとなく見分けられるようになったのだ。

どこまで踏み込むと危険で、どこまでならセーフかも分かる。

なんなら、これが1番良かったと思えるスキルかもしれない。

お金と時間はかかったものの、

この程度で済んだのだから、元から失うものがない大学生は強い。

6章:同じ考えを持ったのあなたへ

何かを学ぶにはお金を払う必要がある。

たしかに、質の高い学びに課金は必要な要素だ。

ただ、その学びに課金が必要かどうか判断するためには、それも学びが必要だ

・同様の経験をした人がいないか

・スクールの口コミはあるか

・会社としての実態がどうか

・無料で学べるレベルの知識ではないか

このような内容を調べ、課金するに値するか、見極めが必要となる。

もちろん、情報商材自体を”悪”だと言いたいわけではない。

資格や立派な経歴、専門家がきちんと発信を行い、価値ある情報をまとめている場合も多々ある。

だからこそ、見極める力が大切なのだ。

ただ、正直、今の時代、学びの導入としては本やYouTubeでいいと思う。

とはいえ、YouTubeにおいては、そこから誘導が入るチャンネルもあるため、要注意だ。

概ね、公式LINE登録までであれば、問題ないとは思うが…。

あなたの高い志が無下にならないよう、この記事を参考にしていただければ嬉しく思う。

番外編:スクール側の実態

教える側は、スクールでそこそこ収益を上げた人が成り上がるスタイルのようだった。

生徒になるにも勧誘性だったが、教える側も勧誘性らしい。

ただ、組織側の人間になる勧誘の方が沼が深く、少し恐怖を感じた。

学ぶなら、生徒側でいるという思いを強く思っていることが大事だ。

そして、学び終えたら、そこで終止符を打つのが得策だと考える。

また、スクール側の人間は、ブラック企業の温床に見えた。

気合と根性で収益をあげた人たちが、一致団結して教育プログラムを考案しているのだ。

私が見えた部分は一部にすぎないだろうが、長く働ける環境でないことは確かだった。

以上、珍しく語りべ調で綴ってみました。

いかがだったでしょうか?

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

それでは、別の記事でお会いしましょう!

サボッ